阪神・佐藤輝 大補強巨人の連覇阻止へ「やってやるぞ」「しっかり打って、しっかり守って、 勝てるように」

 阪神の佐藤輝明内野手(25)が30日、今オフに大型補強を行った宿敵の巨人にライバル心を燃やした。当然、手ごわい相手となるが「来年は“やってやるぞ”という感じで頑張ります」と闘志を見せた。今季はセ・リーグ5球団の中で相性が悪かったが、来季は巨人の連覇を阻止したい。

 今オフ注目を集めた巨人の大型補強に、佐藤輝も無関心ではいられなかった。マルティネスに甲斐、田中将に新外国人…。強力なライバル球団が、さらに戦力を充実させているからこそ燃えるものがあった。「また来年、手ごわい相手になると思う。しっかり勝つということを目標に頑張りたいと思います」。連覇を許すわけにはいかない。

 今季の巨人戦は打率・225、2本塁打、8打点。打率と打点はセ・リーグ対5球団でワーストだった。優勝争い真っただ中の9月23日は4打数無安打で2三振。球団史上初の連覇が遠のいた一戦でもあった。

 「143分の1と言えば、それまででしょうけど。悔しい思いはした。来年は“やってやるぞ”という感じで、頑張ります!」

 自然と言葉にも熱がこもる。特に東京ドームでは打率・147、0本塁打、1打点と苦戦。比較的、打者が有利とされる球場なだけに、相手のホームで大暴れできれば与えるダメージも大きくなる。「来年は本当に僕はしっかり打って、しっかり守って、勝てるように貢献していきたい」。巨人だけが相手ではないが、闘志をのぞかせた。

 今年もあと1日。昨オフは優勝旅行にテレビやイベント出演などで多忙を極めた。今年は連覇を逃した一方で、オフは練習に充てる時間が増えたというプラス要素もある。「去年よりは全然できている。(秋季)キャンプもできたし、いいんじゃないですか」。トレーニングを中心に体作りは順調だ。さらに進化を遂げ、2025年は強力な巨人を好きにはさせない。

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