阪神・掛布OB会長「3番・佐藤輝」V奪回のキーマンに 「上で打たせた方がらしさ出る」バース級活躍を期待

 阪神の掛布雅之OB会長(69)が5日、大阪・八尾市内で取材に応じ、「3番・佐藤輝」をV奪回のキーマンに挙げた。昨季主に4、5番を打った大砲の適性について「上の打順で打たせた方が彼のらしさが出るのでは」と持論を展開。30本塁打にも太鼓判を押した。

 昨季のリーグ覇者・巨人はマルティネス、田中将、甲斐と大型補強を断行。連覇に向け着々と戦力整備も進むが、掛布OB会長は「投打のバランスを考えると阪神は負けていない。十分戦える。戦力的に優勝候補の筆頭でしょう」と言い切る。

 根拠は打線にある。円熟期を迎える近本、中野は不動。4番は森下か、大山か「監督がどう考えるか」としたが、後ろに2人が控えることで「精神的にも楽に打たせることができる」と説く。その上で「3番が佐藤輝の野球を変えるきっかけになるかも」と推察した。

 逆方向の精度をカギとし、30本塁打&100打点も「十分考えられる」と続ける。理想としたのはバース、掛布、岡田の85年打線だ。「優勝した時は3人が100打点。1、2番の出塁率がこれだけいいチームだから、3番の打点王だって十分に考えられる」とOB会長。3番・佐藤輝にバース級の活躍を期待する。

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