阪神・ドラ2今朝丸 ドラえもんと夢をかなえる 自由自在「なんでもできる」投球身につける
阪神の新人9選手が6日、西宮市の選手寮「虎風荘」に入寮した。お気に入りの相棒と新生活をスタートさせ、夢が膨らんだ。ドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=は「抱きながら寝ようかな」と大きなドラえもんのぬいぐるみを持参した。
小学4年生の頃からYouTubeで見ていて好きになったというドラえもん。「ひみつ道具を出して、何でもできるところ」に憧れた。そんな数あるひみつ道具の中でも特に欲しいものがある。「やっぱどこでもドアかな」。扉を開けると、行きたいところへ、どこへでも行くことができるおなじみのひみつ道具。「海外に行ってみたい」と声を弾ませた。
これまでは、昨年に高校日本代表として出場した「U18アジア選手権」で台湾を訪れただけ。「もっとアメリカとか、大きい国に行ってみたい」と明かした。ドラえもんに頼らずとも、自分で夢をかなえたい。
プロでも侍ジャパンに選出されれば米国に行ける可能性はある。将来的にはメジャーに挑戦する可能性だってある。「プロの世界でまた海外に行けたらっていうか、そういう気持ちでやっていこうかな」と思い描いた。
そのためには活躍し続けることが必要不可欠だ。「ドラえもんのようになんでもできるっていうか(笑)、変化球でもストレートでも操れるっていうところはやりたい」。自由自在の投球を身につけ、大きな夢をかなえる。