阪神・伊藤将 フォーム改善&“超速仕上げ”「(10勝した)おととしに近づけるように」

 阪神・伊藤将司投手(28)が7日、甲子園クラブハウスを訪れ、投球フォームの改善に取り組んでいることを明かした。右手のグラブを高々と上げるのが特徴だが「去年は結構上がっていた。上げすぎても(グラブを)返すときに遅れちゃうので、なるべくスムーズにいける高さで」。見た目だけではなく、感覚も変えて年末年始はキャッチボールを継続してきた。

 昨季は直球のキレを欠き、4勝止まり。巻き返しの思いは強く、「(10勝した)おととしに近づけるように」と力強い。

 この日、福岡へ移動。いよいよ岩貞、DeNA・岩田との合同自主トレが始まる。キャンプ初日からのブルペン入りへ、「そういう状態で入れるようにしたい」とアピールに燃えている。調整は例年より「早い」。“超速仕上げ”で、開幕ローテの座を射止める。

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