阪神・藤川監督 新人選手らに訓示“原点回帰”呼びかけ「キャッチボール、一球一球を大事に」「ランニングは一歩目から意識」
阪神・藤川球児監督(44)が8日、鳴尾浜で行われた新人合同自主トレ初日を視察し、恒例である訓示を行った。
アップを終えたタイミングで、三塁側ベンチ前に整列した新人9選手へ向けて、「どこまで行っても基礎は大事だから、そこを頑張ってもらえたら」とプロの心得を伝授。「キャッチボール、一球一球を大事に。コーチたちは見てるし、そこをおろそかにしないこと。現役を終わるまですごく丁寧にやる。ランニングは一歩目から意識して、最後までやりきるクセを」と“原点回帰”を呼びかけた。
凍えるような冷え込みとなった鳴尾浜に、「かわいそうや寒すぎて。来年からは尼崎(の新2軍施設)で広い室内もあるので」と苦笑。「寒さに腹立てて、練習してください。気を付けて」とユーモラスにケガへの注意喚起もしていた。