阪神・畠 移籍後初鳴尾浜で迷子ハプニングの洗礼 ファンから指摘 「こっちちゃうで」
現役ドラフトで巨人から阪神に加入した畠世周投手(30)が、西宮市の鳴尾浜球場を移籍後初訪問。キャッチボールなどで汗を流したが、到着までに“迷子”となるハプニングに見舞われていたことを明かした。
「タクシーの運転手も分からなくて。あっち側(バックネット裏の門)に降りたんですよね。そしたらファンの方に『こっちちゃうで』って言われて」と苦笑。タクシー運転手に一般客が入場する門で降ろされてしまったという。
トラブルは続き、次は室内練習場の場所が分からずに「全然分からないです。あれが室内ですよね」と報道陣に逆質問。鳴尾浜を訪れるのは近大時代以来2回目だというが、加入直後に手痛い洗礼を浴びてしまった。
練習では石井と軽くキャッチボールをするなど、12日から鳴尾浜で行う自主トレに向けて準備を整えた。「伸び半端ないですね。やっぱり。映像で見てた感じ通りというか、強かったです。球が」と興奮しきりだ。
過去に阪神に入団した現役ドラフト組は、大竹、漆原と覚醒の系譜。「しっかり1月に投げられるって状態で入りたい」。新加入の実力派右腕はキャンプを見据えた。