阪神の岩崎優投手（３３）が引っ張る、チーム岩崎が１６日、静岡県の草薙球場で自主トレを公開した。桐敷拓馬投手（２５）や及川雅貴投手（２３）、川原陸投手（２４）、栄枝裕貴捕手（２６）が参加。約４時間、みっちりと練習を行った。

　今年も「感謝の心と挑戦し続けよう」という２つのテーマ。昨年は連覇を逃し、２位に終わった。「やっぱり２位じゃ満足できないなって思った。優勝をもう一回、みんなで味わえるように、また挑戦していきたい」と力を込めた。

　藤川監督からは守護神を明言されている。「普通にやればいい」という言葉を送られたが、「逆にしっかりやらなきゃいけない。厳しい目で見られると自分は思っている」と気を引き締めた。昨年は同自主トレから桐敷が最優秀中継ぎのタイトルを取るまでに成長。「みんなでみんなを引っ張っていくのが理想」と切磋琢磨を願った。

　桐敷は２年連続での参加。「中継ぎとして、ザキさんにいい形で回せるように。それを去年はできたと思うので、今年も継続できるようにやっていきたい。２年連続でタイトルに挑戦するというのを今年の目標にしたい」と意気込んだ。