甲子園球場に「風物詩」が帰ってくる!? 阪神がジェット風船実証実験を実施へ 3・9巨人戦、4・13中日戦
阪神甲子園球場と阪神タイガースは29日、ジェット風船演出の実証実験を行うと発表した。
3月9日のオープン戦・巨人戦と、4月14日の中日戦の2試合。この2日間は、試合開始2時間後までに入場する全員に、ジェット風船と専用ポンプのセットを配る。
この実証実験は、ジェット風船を膨らませるために専用のポンプが必要なものとして周囲の飛沫対策を施すほか、球場内に新たに回収ボックスを設置し、使用済みのジェット風船の回収と再資源化に努める。また、空気注入部分の素材にペットボトルの再生材(甲子園球場内で回収したペットボトルも一部使用)を使用して、環境にも配慮した上で実施される。
阪神では新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、20年シーズンからジェット風船の演出を中止していた。今回の実証実験について阪神タイガース事業本部長の西山氏は「23年の5月からコロナが5類に移行してこともありまして、他の球場球団で再開しておられるところもあります。お客様からの再開を臨む声が多くなっているのは事実です」と説明。一方、否定的な意見もあることなどを踏まえ、検証実験ごにアンケート調査を実施。総合的な判断を踏まえ、可能なら26年シーズンからの再開を目指すという。
ジェット風船の演出中止後は、ラッキー7にジェット風船のタオルを掲げる演出や、光の演出など模索してきたが「甲子園のジェット風船というのはほぼ風物詩となってきております。ジェット風船の風景というか、雰囲気をやはり他のモノで再現するのはなかなか難しい。代わる演出を我々ずっと考えていたんですけど、やはり盛り上がりに欠ける」とし、「再開を望まれるお客さんが結構多いので、お客さんの意見を聞いた上で再開かどうするかを考えたいと思います」と説明した。
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