具志川も熱い 平田2軍監督がセレモニーで「宜野座組に負けるわけない」と宣言 練習前の訓示では「自分で自分の限界を作るな」と選手を鼓舞

 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、具志川)

 具志川球場でもキャンプインし、練習前にはセレモニーが行われた。

 平田2軍監督はうるま市の関係者、阪神ファンに感謝。「わざわざ具志川まで来て頂いて、手を振ってくれてね。僕のタオルもちゃんとかざしてくれてありがとうございます」。続けて「今、市長のご挨拶ありましたけど、もうやる気がにじみ出ますよ」と力を込めた。

 ただ、ここで市長の言葉を一つ“訂正”。冒頭ではうるま市の中村正人市長があいさつしていたが、その中で「2軍」という言葉があったことに反応した。今年の春季キャンプでは1、2軍ではなく、宜野座組、具志川組という言葉に統一している。

 「まだ2軍じゃないですよ。具志川組と宜野座組ですから。見ててください!こんな素晴らしい環境で25日間しっかりと練習しましたら、必ず宜野座組に負けるわけない」と宣言した。

 その後は糸原にも決意の言葉を求め、セレモニー後には選手を集めて訓示。「自分で自分の限界を作るな。チャレンジしていく。去年負けた悔しさは忘れられない。甲子園で日本一になろう。その気持ちを忘れずにもう一歩踏み込め。最後の一歩を妥協するな」と熱いエールを送った。

 平田2軍監督のセレモニーでのあいさつは以下の通り。

 「タイガースファンの皆さん、おはようございます。うるま市の皆さん、おはようございます。タイガースファンもわざわざ具志川まで来ていただいて、手振ってくれてね、僕のタオルもちゃんとかざしてくれてありがとうございます。今、市長のご挨拶ありましたけど、もうやる気がね、にじみ出ますよ。ただ、市長、まだ2軍じゃないですよ。具志川組と宜野座組ですから。まあ、見ててください!こんな素晴らしい環境で25日間しっかりと練習しましたら、必ず宜野座組に負けるわけない。ここにいる選手たち、25日間しっかりと鍛錬をして、今年は創立90周年です。この歴史と伝統あるタイガースの新しい1ページを、必ずここにいる選手たちが作ってみせますので、期待してください。25日間、うるま市の皆さんお世話になります。最後になりますが、私が言ってもまだ物足りないと思います。せっかく糸原が前にいますので、選手を代表して、糸原選手にも一言ね。決意をビシッと糸原言ってやれ!」

 -糸原のあいさつ。

 「おはようございます。今年も素晴らしい環境をありがとうございます。去年も僕はここでスタートしたんですけど、チームは悔しい思いをしたので、今年は優勝、日本一。そしてここにいるメンバーで多く活躍して、頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いします」

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