阪神・近本 技ありV打 初のメジャーとの対戦満喫「いい経験ができた」
「プレシーズンゲーム、阪神3-0カブス」(15日、東京ドーム)
技ありの一打で決勝点をたたき出した。三回2死三塁の好機。阪神・近本光司外野手は追い込まれながらもボール気味の内角速球を鮮やかに捉え、先制の右越え二塁打とした。
「タイミングがしっかり合っていた。タイミングが合わなかったら、力んで空振りになったり、詰まったりしていたと思う。タイミングが合っていたからこそ、手がうまく反応してくれた」
試合前から投手の特徴はインプット済みだった。左腕シルバーは「真っスラ成分のストレート。スライダーは横曲がり」と分析。そう予測した上で「ボールの内側に(バットが)うまく入れた」と納得の一打となった。
この日、カブスはブルペンデー。それぞれタイプの違う4投手と対戦し、新たな発見も。「ピッチャーの持ってるもので勝負してると感じた。いい経験ができた」。試合前には同学年・鈴木と談笑し、「楽しかった」とプロ初となるメジャーとの対戦を満喫した。
16日・ドジャース戦はスネルとグラスノーが登板予定。打撃の求道者は「すごい楽しみ。今の自分を知ることができる」と対決を待ちわびた。
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