阪神・山田 やっぱり持ってる!プロ1号が新球場1号 視察の藤川監督の前でメモリアル弾「次は1軍の舞台で」

 5回、左翼スタンドへ本塁打を放つ山田(撮影・立川洋一郎)
 日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎での初本塁打を放った山田(中央)はポーズを決める(撮影・北村雅宏)
 5回、ソロを放つ山田(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神2-0ソフトバンク」(20日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 やっぱり持ってるわ!!阪神・山田脩也内野手(19)が公式戦初本塁打を放った。高卒2年目で念願の初アーチは、1日に開場した「日鉄鋼板SGLスタジアム」にとっても第1号というメモリアル弾でもあった。視察に訪れた藤川監督の前で、打撃では最高の結果を残す“勝負強さ”を見せ、キャンプ中にミスした二塁守備でも挽回。初の1軍昇格へアピールした。

 2軍新球場に白球が舞い上がった。風に乗った打球が伸びていく。山田は目で追いながら勢いよく走り出した。“プロ初本塁打”がSGL1号。笑顔をこぼしながらダイヤモンドを駆け抜けた。

 「新しい球場で自分の名を刻めたのかなと思ったので、それは良かったなと思います」

 1点リードの五回無死。「狙っていた」という右腕・伊藤の初球、内角に来た直球を振り抜いた。「いい感じに上がってくれた。ポールギリギリだったけど、一番入りやすいところだと思うので、入ってくれて良かった」。左翼ポール際に運んだ一発を喜んだ。

 SGLは甲子園と同じ両翼95メートル、中堅118メートルで、左中間と右中間の特徴的な膨らみも同様とあって本塁打が出にくい。この試合までの7試合は相手球団も柵越えを放った選手はいなかった。山田の本塁打はこの試合で阪神にとって唯一の安打でもあり、視察に訪れた藤川監督に与えたインパクトは大きかった。

 守備では遊撃が本職だがこの日は二塁に就き、ゴロなどを処理した。2月16日の練習試合・広島戦(宜野座)で二塁を守った際に、中継プレーが乱れて指揮官から苦言を呈されており、「ミスをしてからすごい悔しい思いがあった」と糧に練習に励んできた。

 藤川監督は攻守で成長を実感。「セカンドで今日はミスもなく。そのポジションにいながらホームランも出た」と評価。続けて「1軍の舞台で課題を持って克服しながら、打席でも長打が出たと。着実に進んでくれている」とうなずいた。

 山田は仙台育英2年時は正遊撃手として、夏の甲子園で東北勢初の優勝に貢献。プロでも視察した1軍監督の前で自身&新球場1号を放ち、“持ってる”男ぶりを見せた。ただ、浮かれる様子はない。「自分の仕事ではないと思うので、率にこだわりたい」と自らの役目に目を向けた。

 試合後は大声援と拍手で見送られ、「これを力に次は1軍の舞台で打てるように」。甲子園で歓声を浴びるまで鍛錬を続けていく。

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