阪神には鬼門?ソフトバンクとの日本Sは過去3度全て敗退 付け入る隙は守備か 日本Sデータで徹底比較

 連敗を喫し、喜ぶダイエーナインに背を向けベンチを後にする星野監督=03年10月19日
 サヨナラ負けにぼう然とする片岡(手前)ら阪神ナイン=03年10月18日
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 2014年以来、11年ぶりの対決となる阪神とソフトバンクの日本シリーズが25日に開幕する。決戦まで3日。2年ぶりの日本一奪還を狙う藤川阪神か、5年ぶりのシリーズ制覇に挑む小久保ソフトバンクか-。両チームを徹底比較する企画の第1回は、両チームの過去の対戦などを総合的に対比した。

 【虎VS鷹】両リーグ優勝球団による頂上決戦。阪神は今度こそ雪辱を果たしたい。両チームによる日本シリーズは今回4度目で過去3度は全て阪神が敗退。最初の対決は1964年で、阪神はソフトバンクの前身の南海を相手に3勝4敗。2度目は当時ダイエーだった03年で、この時も3勝4敗。そして3度目の14年は1勝4敗で敗れている。

 【日本Sビジター】注目点は阪神のビジターゲーム。03、14年の日本シリーズに限れば、阪神は敵地で7戦全敗中だ。“内弁慶シリーズ”とも言われた03年は、阪神が福岡ドームでの第1、2戦を連敗。そして甲子園での3連勝から再び福岡ドームで2連敗した。14年は第1、2戦が甲子園。初戦を勝利した阪神は第2戦で敗れ、第3戦からヤフオクドームで3連敗。なお、阪神の今季ビジターは44勝25敗3分け、勝率・638。今回こそ敵地で白星を飾りたい。

 【1点差試合】今季の1点差試合は阪神が22勝25敗で勝率・468。対してソフトバンクは26勝21敗で勝率・553。CSファイナルS第6戦も1点差勝利だった。数字上では、最少失点差となればソフトバンクに分がありそう。また、今季逆転勝利は阪神が22勝でリーグ最少。一方のソフトバンクが12球団最多となる32勝を記録している。

 【守備】阪神の強みのひとつは守備力。今季失策数は12球団最少の57だった。18年から23年までは6年連続リーグワースト失策数。昨季もリーグワースト2位となる85失策だったことを考えれば大きな改善。一方のソフトバンクはリーグワースト77失策。守備面は阪神が優位な数字だ。

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