阪神 立石正広を1位指名!3球団競合で藤川監督が残りクジ引き当てる 右腕でガッツポーズ「未来が明るくなりました」

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(23日、都内ホテル)

 阪神はドラフト1位で創価大の立石正広内野手を指名したが、広島、日本ハムの3球団が競合。それでも藤川球児監督が残りクジを引き当てた。

 右手でガッツポーズを繰り出し、「最高です」と語った藤川監督。ドラフト1位で獲得した野手が多く活躍していることもあり「未来が明るくなりました」と語った。立石には「一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。

 ドラフト1位選手の最終決定は、例年通り当日に持ち越しされていた。指揮官は「ご縁のものですね」と具体的な言及を避け、“縁”というフレーズを繰り返した。

 「ご縁ですね。とにかくご縁のある選手は。1位がないということはないので。どんな選手でも阪神タイガースに入って、その縁をしっかりと生かして、幸せな野球人生を送ってもらえるようにと思っています」と語った中、ドラフト1位は立石だった。

 球団の評価が最も高く、ドラフト1位の最有力は創価大・立石だ。高川学園高時代は夏の甲子園に出場し、大学進学後は2年春に三冠王を獲得。今春リーグ戦も打率・400、5本塁打、16打点と輝かしい実績を積み上げた。虎のチーム事情を見れば、主軸の佐藤輝と森下は将来的なメジャー挑戦の希望を公言。大山は来年32歳を迎える。本職の三塁だけでなく、二塁、外野も守れる右のスラッガーは魅力十分。虎にとって、是が非でもほしかった。

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