雑なところがあってもいいですか?
‐金本氏の私生活について、藤浪投手から聞いてみたいことは?
金本「オレはこういう場で言えるような生活してないよ(笑)」
藤浪「結構、自分は雑というか、適当なところがあるんですけど、そういうところはあっても大丈夫ですか?」
金本「オレは超適当。家では目の前にあるものも取らないしな(笑)。休みの日はいつまでもグーグーいびきかいて、寝てたよ。適当な方がいいと思う。神経質になっていい部分と、ならなくていい部分があると思うよ。キャンプ中は、リラックスできてる?宿舎でもファンが多いんじゃない?」
藤浪「お風呂に行く時とか、そうですね」
金本「オレもキャンプ中は大浴場に行かなかった。そういう環境だな、タイガースは」
(続けて)
「オレがひとつ言いたいのは1年目、2年目、活躍できなくても、何も気にすることない。名前出して悪いけど、(西武の)菊池雄星君も3、4年目で、ボチボチ出てきたところだから。ダルビッシュも1年目は5勝でしょ。1年目から10勝しないといけないというプレッシャーなんて全然感じなくていい。じっくり、広い心で、長い目で、周りがやるべきだと思うし、その方が大きく育つのであれば、絶対そうするべきだと思う。少し悪いところがあっても、何も悲観することはない。期待されても単発で終わる選手はいっぱいいる。良い成績を長く続けられる選手になってほしい。それだけ。頑張ってな」
藤浪「ありがとうございます!」
金本「対談、どうだった?」
藤浪「すごく緊張しました」
金本「目上の人と話すとそうだよな。さあ、紙面用の撮影いこうか。藤浪と並ぶとオレが小さく見えるから嫌なんだよな…(笑)」