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競馬界の女性比率は1%未満 男社会の側面が強い業界 24年1月、JRA史上初の女性調教師誕生へ

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 JRAは7日、新規調教師免許試験の合格者を発表。今年、難関をクリアしたのは9人で、栗東・坂口厩舎で調教助手を務める前川恭子さん(46)が5回目の受験で見事クリアした。JRA史上初の女性トレーナー誕生にあたって、競馬界に身を置く女性の現状を担当記者が解説する。

  ◇  ◇

 近年は女性騎手の活躍が目立つが、調教助手、厩務員などいわゆる裏方に目を向けると依然として男社会の側面は強い。東西トレセンでは厩務員622人中、女性17人、調教助手に至っては1695人中、女性15人と1%未満の比率だ(11月20日時点)。高い専門性を求められる上に、早朝からの重労働という印象が強く、忌避されているのだろう。

 一方で馬産界では12年に7000頭を割っていた生産頭数が緩やかに回復し、22年の生産頭数は7782頭。一時の低迷期を過ぎ、再び競馬人気が熱を帯びてきた。対照的になり手不足は深刻で、人材確保は切実な問題。社会では男女平等が叫ばれて久しいが、競馬界のいびつな男女比の構造を考えれば、女性の力がこれからより必要になってくる。実際、前川助手は「女性でも男性でも馬より力は弱い。女性だからできない仕事ではない」と性差の優劣を否定。自身が結婚、出産、育児と経験をしているだけに訴求力は強い。

 地方競馬では既に宮川真衣師ら7人の女性調教師が活躍。海外では凱旋門賞馬トレヴのクリスティアーヌ・ヘッドマーレック師らが知られる。その点でJRAはようやく、といった感じだが、とはいえ、今回の応募者133人のうち、女性受験者は前川助手を含め3人いたという。女性進出の萌芽(ほうが)かもしれない。(デイリースポーツ競馬担当・島田敬将)

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