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【有馬記念】自身4度目の騎乗となる横山武「500メートル延びる今回は楽しみ」 横山武と一問一答

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 「有馬記念・G1」(24日、中山)

 充実の一年をVで締めくくる。出走メンバー中、ファン投票で最多票数を獲得したジャスティンパレスは、栗東坂路を軽やかな脚取りで駆け上がり好調をアピール。前走の天皇賞・秋2着時と同じ調整過程を踏み、臨戦態勢はバッチリだ。同期で“元世界王者”のイクイノックスは既に現役を引退。新たに現役最強の座に就き、次代の主役を担っていく。混戦メンバーとなった今回のグランプリ。自身4度目の騎乗となる横山武が、美浦でインタビューに応じた。以下、一問一答

 ◇  ◇  ◇

 -13日の1週前追い切りに騎乗。天皇賞・秋の1週前追い切り以来、調教に乗るのは2回目だった。

 「天皇賞・秋の時は、乗っている人間の方に頼りがちの(前のめりな)バランスでした。今回はそのバランスが起きていて、ダク(速歩=はやあし)の時から“いいな”と思いました」

 -栗東CWで6F80秒3-37秒3-11秒8をマーク。手応えは。

 「パワーがあるので前半は折り合いに苦労しましたが、ゴール板を過ぎても気を抜かせないようにしっかりやりました。1週前としては満足のいく調教ができましたね」

 -天皇賞・秋2着を振り返って。

 「ゲートに少し難しい面があり、位置取りは後ろからに。ただ、ハイペースになったとはいえ、思っていたより脚を使えたのは収穫でしたね。(杉山晴)先生もあの脚を使えたことにビックリしていました」

 -それを踏まえて有馬記念の展望は。

 「前回は二千の距離が半信半疑でした。もう少しあった方がいいと思っていたし、500メートル延びる今回は楽しみですね」

 -最後に意気込みを。

 「有馬記念はダービーと並ぶくらい大きなイベント。普段は競馬をやらない人も、有馬だから(馬券を)買うという人もいます。それだけ素晴らしいレースだということ。もちろん、どのレースも勝ちたいと思っていますが、ジャスティンパレスとともに、その素晴らしいレースで、素晴らしい結果を出したいと思っています」

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