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【札幌記念展望】連覇を狙うプログノーシスVS武豊と初コンビのシャフリヤール

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 「札幌記念・G2」(18日、札幌)

 昨年の覇者プログノーシスが主役を務める。4月の香港・クイーンエリザベス2世C2着以来となるが、7月中旬からじっくりと乗り込まれて好仕上がり。1週前は栗東CWでしまい重点に追われ、単走で6F83秒8-37秒3-11秒0とシャープに伸びた。「去年と同じ調整過程。今年も好結果が得られるように、いい状態に仕上げたい」と福永助手。連覇へ向けて、視界は良好だ。

 21年のダービー馬シャフリヤールは2年連続の参戦。昨年は11着と大敗を喫したが、藤原和助手は「あれはノドの影響」ときっぱり。その後の回復ぶりからも、今年は巻き返しに期待がかかる。松山が騎乗停止のため、今回は武豊との新コンビを結成。1週前追いに騎乗して「さすがはダービー馬」と背中の良さを確かめた。レジェンドの手綱で復活Vとなるか。

 クイーンエリザベス2世Cでプログノーシスに次ぐ3着に善戦したノースブリッジもV候補の一角だ。1週前追い切りに騎乗した岩田康は「動きは良かった。精神面が大人びてきたし、走りのバランスも良くなった」と、さらなる成長を感じ取った様子。先行力を生かしてVをうかがう。

 安田記念から参戦するジオグリフとステラヴェローチェも底力は高く侮れない。他にも昨年の2着馬トップナイフ、8歳の古豪ボッケリーニなど好メンバーがそろった。

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