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【POG】ブローザホーンの妹アウルムレガリアは中山の最終日デビュー(美浦発)

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 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 今週は3日間競馬なので2歳戦もたっぷり行われます。美浦トレセンで評判になっている馬のデビューも控えていますし、どんな競馬をしてくれるか非常に楽しみですね。

 さて先週の振り返りですが、8日の中山芝1600mの新馬戦を勝ったファンダム(牡、辻)は強かったですね。好位から動いて2着馬を振り切る横綱競馬。勝ち時計1分32秒8は2歳コースレコードでした。かなり速い時計が出る馬場コンディションだったとはいえ、スピード任せではない競馬でのレコードは価値がありますね。師も手応え通りの内容にホッとひと安心の様子でした。次走はまだ未定ですが、先々が非常に楽しみです。

 8日の中山ダート1800mの新馬戦を勝ったのはウインハルモニア(牝、和田雄)でした。12番人気という低評価を覆しての勝利でしたね。師は手応えがあったようで、非常にうれしそうな表情を浮かべていたのが印象的でした。おめでとうございます。

 7日の中山芝2000mの新馬戦を勝ったのはハードワーカー(牝、竹内)。最後までしぶとく頑張っての逃げ切りでした。フランケルの全弟に当たる父ノーブルミッションのJRA初勝利になりましたね。今後の産駒の活躍にも期待したいところです。

 7日の中山ダート1200mの新馬戦を勝ったのはコパノヴィンセント(牡、上原博)。直線で進路があかない場面がありましたが、外に持ち出して鋭い脚で差し切りました。次走も短距離のダート戦になりそうとのことです。

 6月の東京で新馬戦を快勝して放牧に出ていたクレーキング(牡、中舘)は、ヤマボウシ賞(28日・中京、ダート1400m)を目標に帰厩済み。初戦2着だったパースウェイド(牝、中舘)も7日の中山で未勝利戦を勝っていますし、次走が楽しみです。

 7月に札幌の新馬戦で強い勝ち方を見せたナチュラルライズ(牡、伊藤圭)も美浦に帰厩。こちらはプラタナス賞(10月14日・東京、ダート1600m)を予定しています。

 今年の宝塚記念を制したブローザホーンの半妹アウルムレガリア(牝、池上、父リオンディーズ、母オートクレール)は29日の中山芝2000mの新馬戦を目標に調整が進められています。鞍上は菅原明の予定。

 8月新潟の未勝利戦で非常に強いレースを見せたアルレッキーノ(牡、国枝)はサウジアラビアRC(10月5日・東京、芝1600m)を予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村)

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