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【BCクラシック】フォーエバーヤング“ドジャースパワー”注入 大谷ユニ着用の坂井を背に好気配
「BCクラシック・米G1」(2日、デルマー)
大谷翔平&山本由伸が所属するドジャースのワールドシリーズ制覇に沸くアメリカで、再び日本勢が快挙達成に挑む。10競走に19頭の日本馬が参戦するが、最も注目を集めるのがブリーダーズCクラシック。ケンタッキーダービー3着の3歳馬フォーエバーヤングに加え、23年ドバイワールドC覇者ウシュバテソーロ、昨年の2着馬デルマソトガケの3頭で日本調教馬初Vの偉業に挑む。
“ドジャースパワー”注入だ。フォーエバーヤングは現地時間31日、ワールドシリーズを制した大谷のユニホームを身にまとった坂井を背に、デルマー競馬場のダートコースをキャンターで1周。軽快なフットワークで好気配を伝え、見届けた矢作師は「馬自身はいい状態を維持しているので、力を出してくれることを期待します」と、納得の表情を浮かべた。
1番ゲートからのスタート。指揮官は「包まれる可能性があるので1番枠は避けたかったけど、決められてしまったものは仕方がない」と冷静に気持ちを切り替えた。今回が2度目の米遠征で、2走前のケンタッキーダービーでは出負けして、直線は馬体をぶつけ合う激しい競馬で3着。当時の経験も内枠の今回に必ず生きるはずだ。
3年前の21年には、厩舎の先輩牝馬2頭が快挙を達成した。マルシュロレーヌが周囲の低評価を覆してディスタフを制すと、ラヴズオンリーユーが豪快な末脚でライバルの間を割って差し切り、フィリー&メアターフをV。大きな勲章を手にした師は、喜びと同時に当時こうも口にしていた。
「正直、もっとメディアで扱われてもいいと思うんだよな。俺は競馬というスポーツをもっとメジャーにしたい。そのためにはこうしてどんどん海外で結果を出していかないと」
その後も強い覚悟と使命感を胸に海外挑戦を続け、パンサラッサの22年ドバイターフ、23年サウジCなど結果を積み重ねてきた。舞台は3年前と同じデルマー競馬場。今度はダート世界最高峰の一戦で、愛弟子・坂井とフォーエバーヤングとともに厚い壁を打ち破ってみせる。
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