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【ドバイWC】フォーエバーヤング活躍は岡助手の「ジャッジ」 矢作師「絶対ダート馬とも思わない」視野限定せず可能性模索

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 「ドバイワールドカップ・UAE・G1」(5日、メイダン)

 2月にサウジCを制したフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作)が、ドバイワールドC(ダート2000メートル)で海外G1連勝に挑む。世界最高1着賞金1000万ドル(JRAのレートで約15億7000万円)のサウジCに勝ったことで獲得賞金は21億9350万6600円となり、現時点で歴代日本馬3位。今回の1着賞金696万ドル(約10億9200万円)をゲットすれば、史上初の30億円突破で1位となる。管理する“世界のYAHAGI”こと矢作芳人調教師(64)=に決戦前の心境を聞いた。

  ◇  ◇

 「俺の手柄じゃないよ」。世界のダート界を席巻するフォーエバーヤングの活躍について矢作師は、あっけらかんとデビューの舞台裏を語ってくれた。「岡(勇策助手)のジャッジ。俺は何もなければ芝を使っていたと思う」。

 22年セレクトセール1歳部門にて9800万円(税抜き)で落札された高額馬。クラシックを見据え、芝の中距離からデビューさせるのが王道かもしれないが「俺はスタッフを信頼しているし、ジャッジに定評のある岡の意見でもあった。あとはそれを実行できるかは調教師の仕事」と、こともなげに振り返る。

 矢作師の思考は柔軟でしなやかだ。「今うまいこといっているからって絶対ダート馬とも思わない。『芝で使っていたらどうだったか』って。もっといい結果かもしれない。それがうちの厩舎だよな。それに軽さもあるし、どこで(芝を)使うか」。数々の名馬を世界の舞台で羽ばたかせた戦略家は、視野を限定せず可能性を模索してきた。

 もっとも「オーナー(「ウマ娘」で知られるサイバーエージェント社長の藤田晋氏)も俺も一回は見たいと思っている」と語ったフォーエバーヤングの芝転戦プランは現時点で「余談」の域。まずは眼前にあるサウジC-ドバイWCの史上初の連勝へ。偉業達成の瞬間が、ますます楽しみになった。(デイリースポーツ・島田敬将)

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