真央“最後の五輪”へ勝負のシーズン
2013年10月16日
世界選手権女王のキム・ヨナ(韓国)が右足故障でGPを欠場し、欧州選手権優勝のカロリナ・コストナー(イタリア)らがライバル。
男子は今季初戦のフィンランディア杯で2種類の4回転に成功した羽生が一歩リードした印象だ。「全日本で勝てる力をつければ、必然的に五輪でいい成績が出る。まずはGP、全日本でいい演技をしたい」と集中する。
表現力に定評がある昨季のGPファイナル覇者の高橋大輔(関大大学院)と、滑らかなスケーティングが持ち味の小塚崇彦(トヨタ自動車)は4回転が課題となる。織田信成(関大大学院)は4回転の成功率を上げており、台風の目になる予感がある。昨季のGPで初優勝した無良崇人(岡山国際スケートリンク)と町田樹(関大)も加わり、混戦の様相を呈する。