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清木場“抜てき”長谷川穂積の入場曲に

2012年7月9日

 長谷川穂積(左)の入場曲を手がけることになった清木場俊介

 長谷川穂積(左)の入場曲を手がけることになった清木場俊介

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 2人の出会いは今年2月。清木場が、友人を介して長谷川の所属ジムを訪問したのがきっかけだった。自宅にサンドバッグを置くボクシングファンの清木場にとって長谷川はあこがれの人。長谷川も清木場のファンだったことから、食事やカラオケに行く仲となり、応援歌を製作することに。

 完成した「Fighting‐」は軽快なギターサウンドのロックチューン。挫折を乗り越えようとする男を鼓舞する歌詞は、昨年4月に初防衛戦に敗れ、再起を期する元王者にピッタリだ。長谷川も「聴くと気合が入る。僕にとってもラストチャレンジの時期に出合えて感謝」と感銘を受け、「試合の入場曲は変えるものではないと考えていたが、僕のボクサー最終章はこの曲とともにある」と、3度目で自身の集大成と位置づけている次の世界戦の入場曲に決めた。一流ボクサーが入場曲を変更することは極めてまれなことだ。

 長谷川は、同曲のPV出演も「清木場さんなら」と快諾。6月中旬の撮影のため、1週間で4キロという試合前並みの減量で“究極ボディー”に仕上げ、スパーリングや縄跳びなど、練習風景を撮影。1秒間に10発という「高速ラッシュ」まで、惜しげもなく披露した。

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