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東京D初公演 AKB4万8千人に感涙

2012年8月25日

 東京ドームで躍動するAKB48(撮影・金田祐二)

 東京ドームで躍動するAKB48(撮影・金田祐二)

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熱唱するチームK=東京ドーム(撮影・金田祐二) 前田敦子のポスターを手に変顔の秋元=東京ドーム(撮影・金田祐二)

 苦い経験を味わった1期生メンバー20人の中には、前田、高橋、板野友美(21)、小嶋陽菜(24)、峯岸みなみ(19)の5人の姿もあった。「アキバ48」と呼び間違えられ、「パンツ見せ集団」と揶揄(やゆ)されるなど、苦しい時代を知るからこそ、悲願を達成した小嶋や高橋の目には涙が浮かんだ。

 峯岸は悔し涙に暮れた日々を、「ドームを目指すと言った時は周りから『ムリだよ』とか言われましたけど、現実にこうして立てました」と感慨深げに振り返った。

 その思いを込め、ドーム公演のオープニングを飾った曲は「PARTYが始まるよ」。第一歩を踏み出した“あの時”に歌った1曲を、1期生5人と1・5期生として06年1月22日に加入した篠田麻里子(26)の6人で、ともに歩みを進めてきた道のりをかみしめるかのように歌い上げた。

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