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三谷映画、最新作は役所勝家&大泉秀吉

2012年10月22日

 ホワイトボードを使ってキャストを説明した三谷幸喜監督=東京・世田谷区の東宝スタジオ

 ホワイトボードを使ってキャストを説明した三谷幸喜監督=東京・世田谷区の東宝スタジオ

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 愚直な勝家と根回しの秀吉。対極のキャラクターを演じる2人は撮影に臨む姿勢も対照的だ。映画では「THE有頂天ホテル」(06年)以来の三谷作品出演となる役所は「久しぶりの参加、とても楽しみです。愛すべき男、勝家を楽しんで演じたいと思います」と余裕たっぷり。一方の大泉は舞台「ベッジ・パードン」(11年)などで三谷演出は経験しているが、映画は初で「大役を演じることに大変緊張しています」とプレッシャーを感じている。

 三谷監督自身は2人に容赦ない演出を付けるつもりでいる。「勝家は汗臭くして、できれば耳毛も伸ばしてほしい」と早速、役所にムチャぶり。大泉にも秀吉=猿をイメージした大きな耳を付けることを決めている。

 2人以外にも「外国の人が見ても一目で関係が分かるように」と信長の親族は全員が特殊メークで篠井とおそろいの鼻の形にする予定。信長の次男・信雄を演じる妻夫木に至っては、まるでバカ殿のような間抜けなキャラクターにされてしまうという。

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