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幻の裕次郎映画5作品がDVDで甦る

2013年1月18日

 DVD発売を発表する石原まき子さん(左)と渡哲也=東京・虎ノ門のポニーキャニオン(撮影・村中拓久)

 DVD発売を発表する石原まき子さん(左)と渡哲也=東京・虎ノ門のポニーキャニオン(撮影・村中拓久)

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 「黒部‐」や「栄光‐」は大ヒットした裕次郎さんの代表作。その一方で、興行的に失敗し石原プロが負債を抱える原因となった「ある兵士‐」と「甦える‐」も初めてDVD化された。この2作品は公開後倉庫に眠ったままにされていたものだ。

 裕次郎さんはこれらの映画を「大きなスクリーンで見て欲しい」としていたため、これまでビデオやDVDには一切なっていなかった。裕次郎さんの遺志には背く形となるが、まき子夫人は「亡くなって四半世紀。テレビも大型化して時勢も変わりました。裕次郎さんも“よくやった”とほめてくれると思います」と胸を張った。

 発売の大きな原動力となったのはファンの声だった。まき子夫人は、昨年1年かけ日本全国で「黒部‐」の東日本大震災チャリティー上映を行ってきたが、そのたびにファンから「手元に置いて見たい」と求められたそう。若い世代に見せたいという気持ちもあり、渡らに相談の上、決断した。

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