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りえ 燃える女優魂!アングラに染まる

2013年7月6日

 衣装のパンツを脱いで熱演する宮沢りえ=東京・渋谷(撮影・北野将市)

 衣装のパンツを脱いで熱演する宮沢りえ=東京・渋谷(撮影・北野将市)

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 宮沢は、60・70年代のアンダーグラウンド演劇にあこがれをもっていることを告白。「その世界に少しでも近づきたい。どっぷり漬かってしまいたい。明日から全身アングラに染まります」と心境を語った。この日公開された作品冒頭では、その言葉を体現するような怪演を披露。真っ赤なワンピースのすそをたくし上げパンツを下ろすしぐさや、自身の上に馬乗りになった盲人を誘惑する過激なシーンをいきいきと演じてみせた。

 宮沢の熱演には、古田も「日本最後のアングラ女優」と賛辞を送ったという。蜷川氏は「ドロドロしてるけど、美しい。セクシーだけど、純潔。面白く仕上がっているよ」と自信をみせた。

 見事な代役劇に続く作品と、宮沢への期待は高まるばかり。それでも宮沢は「古田さんのお褒めの言葉に恥じぬよう、狂気や愛、切なさを吐き出していきたいです」と、気負いのない表情で全身全霊の演技を誓った。

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