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44年ぶり5人の「ザ・タイガースです」

2013年12月4日

阪神タイガースのタオルを掲げるザ・タイガースの沢田研二(中央)(左から岸部一徳、瞳みのる、沢田研二、加橋かつみ、森本太郎)=日本武道館(撮影・園田高夫)

阪神タイガースのタオルを掲げるザ・タイガースの沢田研二(中央)(左から岸部一徳、瞳みのる、沢田研二、加橋かつみ、森本太郎)=日本武道館(撮影・園田高夫)

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 2011年にジュリーが再集結を呼びかけたが、ジュリーへのわだかまりが解消できなかったトッポは参加せず、4人でツアーを回った。ツアー後「トッポのハイトーンがないとタイガースじゃない」と、ジュリーがトッポを再説得。今年1月の自身の公演で「5人の気持ちが一つになった」と、再結成を発表した。

 今はロックの聖地となった武道館だが、歴史の扉を開いたのがタイガースだ。日本のバンドによる初めての単独公演が、71年の解散ライブだった。40年以上の紆余(うよ)曲折を経て、5人は聖地に帰着。ジュリーは「これから先、不安で切ない時代だけど、僕たちに光を、力を、愛をくれてありがとう」と感謝した。

 タイガースはこの日を皮切りに27日の東京ドームまで、8公演の全国ツアーを行う。

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