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佐野元春 音楽の原点たどる2万キロ旅

2013年12月23日

 トリニダード・トバゴで現地の楽器「スティールパン」を習う佐野元春

 トリニダード・トバゴで現地の楽器「スティールパン」を習う佐野元春

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 番組では、ロックの源泉となるアフリカンビートを追う。かつて住んでいた米ニューヨークでカリブ系移民の祭典に入り込み、カリブ海のトリニダード・トバゴでは現地の楽器に挑戦。セネガルでは太鼓の神様と呼ばれる人間国宝とセッションを行った。

 半月をかけた、総移動距離2万キロの旅。「ビートは“音楽”を超えて“言葉”だった。ビートを通じ、国々の歴史や人々の喜怒哀楽が伝わってきた。自分が、音楽を言葉に翻訳するやり方は間違っていなかったと分かった」と振り返る。

 「この経験が、自分にどう影響するかは分からない」という佐野だが、アフリカ音楽との化学反応など、今後の活動が注目される。

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