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文枝 襲名披露最終公演にさんま来た!

2014年3月9日

笑福亭松之助(中央)の口上を聞く桂文枝(左)と明石家さんま=大阪・フェスティバルホール(撮影・保田叔久)

笑福亭松之助(中央)の口上を聞く桂文枝(左)と明石家さんま=大阪・フェスティバルホール(撮影・保田叔久)

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 文枝とさんまは、互いに、昔から話がオーバーでウソかホントか分からないことを指摘し合い、さんまは「(文枝)兄さんと僕は、佐村河内さんと(ゴーストライターの)新垣さんのような関係なんです」とタイムリーなネタで爆笑をとった。

 口上では東西落語界の重鎮18人がズラリ。三遊亭円楽(64)は「来年の今頃はこのうち何人かいなくなっていると思います」と笑いをとれば、桂文珍(65)は70歳を過ぎても連日仕事に奔走する文枝について「何か変なモノを打っております」。奔放な祝辞が相次ぎ、まるで「大笑点」のようなにぎやかさ。

 仲間からの祝福に文枝が涙ぐむ一幕もあった。今年正月には、若い頃から世話になった故立川談志さんの墓を訪ね、興業成功を誓ったという文枝。終演時には万雷の拍手を浴び「1年8カ月、一生懸命走り続けました。今後も六代文枝をごひいきに!」と叫んだ。

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