ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音（２７）との不倫が報じられたタレントのベッキー（３１）が休業することを５日、所属事務所が正式発表した。「本人のとった軽率な行動、責任の重大さを鑑みて決定いたしました」としており、事実上の謹慎処分となる。また、ＴＯＫＹＯ　ＦＭ「ベッキー♪ＧＯ　ＬＵＣＫＹ」（日曜、前９・３０）が１４日の放送で終了することが判明。ベッキーのレギュラー番組で騒動後、終了が決まったのは初。

　騒動勃発から１カ月、所属事務所が休業は事実上の謹慎であることを明らかにした。報道各社宛てのコメントには「すべての番組関係の皆様との協議を終え、ベッキーは１月３０日をもって当面の間出演を見合わせていただくことになりました」と、期限を定めず芸能活動を休業することが明示された。

　１月７日発売の「週刊文春」で、川谷との不倫に加え、２人でのＬＩＮＥのやりとりが公開され、同６日夜にベッキーは釈明会見を行った。「あくまで友人」と不倫を否定したが、２１日発売の同誌に、会見前日に２人が「逆に堂々とできるキッカケになるかも」「ありがとう文春！」とやりとりするＬＩＮＥの画像が掲載された。

　この２度目のＬＩＮＥ報道で、当初のベッキー擁護派も一変。事務所側は当時から騒動の収束を図ると同時に、本紙の取材に「何かしらの処分を考えないといけない」と話していた。出演休止へ向け、放送局側との調整が完了したことで「なにより本人のとった軽率な行動、責任の重大さを鑑みて決定いたしました」と“処分”の発表となったもよう。

　すでにベッキーは、ＣＭ契約していた１０社は放送打ち切りおよび契約終了が決定。レギュラー出演していたテレビ１０番組の休演が決定していたが、この日、ＴＯＫＹＯ　ＦＭ「－ＧＯ　ＬＵＣＫＹ」の１４日で終了することが分かった。同局は「１４日が最終回です。２１日からはタイトル、出演者が新しくなります」と説明。騒動後、レギュラーの実質的な打ち切りは初。収録済みのテレビ番組も２月中旬には放送が終了するとみられ、ベッキーは無期限でお茶の間から姿を消すことになる。