【競輪】市議発言「裸で」に女子選手は
福井市の堀江広海市議(72)が9日、同市が福井競輪でガールズケイリンを8月に開催することをめぐり、集客効果について「裸で走りゃ別」と不適切な発言を行ったあと、謝罪して発言を取り消すという報道について、女子選手がさまざまに反応を示した。
年末に女王を決めるガールズグランプリに2年連続で出場している山原さくら(22)=高知・104期=はデイリースポーツの取材に応じて「今回の件は私たち選手同士でも話題になっています。とにかくビックリしました。セクハラ発言が世間でもたたかれる時代に、そんな発言があることにビックリしすぎて、逆に笑えました。本当に裸で走ったら、私たちが逮捕されますからね」とあきれたように話した。
福井競輪場まで遠征してトレーニングを行うこともある浦部郁里(28)=千葉・102期=は10日に更新したブログで「私達に対するセクハラですよ」「謝罪したところで言ってしまったことには変わりなく、良識を逸した発言です」と絵文字を使用しながらも厳しく批判。「そんなふうに言われることのないようにもっとガールズのことを知ってもらい、活性化していけるように頑張りたいと思います」と書いてガールズケイリンを盛り上げることを誓った。
また、飯田よしの(24)=東京・106期=は自身のフェイスブックを更新して「プロテクターだけ付けてもいいですか?」とユーモアたっぷりに切り返した。