【競輪】村上博幸プロレスリングに登場
「牛若丸賞・F1」(14日・向日町)
ガールズケイリンも行われているS級シリーズ。場内イベントでは大日本プロレスが特設リングで試合を行い、盛り上がりをみせる中、村上博幸(36)=京都・86期・SS=がトークショーのゲストとして登場。新人プロレスラーの宇藤純久(27)とともに、ファンの前でリラックスした表情でトークを展開した。
プロレスのリング上で行われたトークショー。もちろん村上にとっては、リングに上がること自体が初体験。トップロープとセカンドロープの間をまたいでレスラー同様にリングインすると「意外と(マットは)柔らかいですね。でも、神聖なリングなんだろうなと感じる」と、その感触に不思議そうな表情をみせた。
村上自身は7月の寛仁親王牌で落車して左鎖骨、ろっ骨4本を骨折、肺挫傷の重傷。10月1日に開幕する向日町記念「G3・平安賞」は“ぶっつけ”で挑むことになる。「今は20点ぐらいの状態」と明かしながらも「地元戦は脚力よりも気持ちが大事。状態は状態だけど、競輪に対して一生懸命にやれていることは間違いない。一生懸命なレースが、見ている人に伝わるように走りたい」と地元ファンの前で敢闘を誓った。
大日本プロレスの新人レスラーの宇藤には「僕は(競輪選手の中では)“軽量級”なので、並ぶと申し訳ない感じ」と体格差に苦笑い。「1食でも米5合ぐらい食べる」と豪語する宇藤に「競輪選手もよく食べるけど、基本的に違い過ぎる」とレスラーのパワーには脱帽していた。