藤浪“高校3冠”手土産にドラフトへ
2012年10月4日
「3年間やってきた桐蔭の野球が終わったな、このユニホームを着てやることはもうないなと思った」
3年間、苦楽を共にした沢田、原崎の後を受け、九回1イニングだけの最終登板。最初の打者を空振り三振。続く打者に二塁打を許したが、後続は二飛、中飛で打ち取った。150キロ台は出なかったが「ほかの3年生が投げられたので、自分は短いイニングでもしっかり投げた」と仲間とともに勝ち取った最後の優勝を喜んだ。
この日は阪神、ソフトバンク、巨人のスカウトが視察した。1位指名を公表している阪神の畑山スカウトは最後まで試合を見届け「3年間で心技体の、特に心の面で成長を見せてくれた」と満足そうに話したが、押しも押されもせぬ大投手になった現在の藤浪を作ったのは、昨夏の大阪大会決勝での敗戦だ。
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