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日テレ・岩淵号泣…首位決戦で負傷交代

 前半でベンチに下がり、野田監督(左)に抱えられながら号泣する日テレ・岩淵
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 前半でベンチに下がり、野田監督(左)に抱えられながら号泣する日テレ・岩淵

 「なでしこL、日テレ0‐1INAC神戸」(10日、国立)

 2位の日テレは首位のINAC神戸に0‐1で敗れた。勝てば首位に立つ試合だったが、日本代表FW岩淵真奈(19)が古傷の右足小指を痛め、前半終了とともに交代。後半はリズムをつかめず、同15分に痛恨のPKを許した。浦和は福岡ANと1‐1で引き分けた。岡山湯郷はAS狭山を1‐0で、千葉は新潟に1‐0で、伊賀は大阪高槻に2‐0でそれぞれ勝った。

 涙が止まらなかった。日テレ・岩淵は前半終了直前に古傷の右足小指を負傷。一度はプレーに戻ったが、後半のピッチに立つことはできなかった。INAC神戸との首位決戦で、志半ばの途中交代。野田監督から「よくやったから大丈夫だよ。チームメートを信じよう」となだめられたが、悔しさだけが残った。

 天才選手不在の影響は大きかった。後半、チームは攻撃のリズムを失い、逆に同15分にPKで失点。MF阪口を1列前に上げる布陣も試したが追いつけず、指揮官は「岩淵がいなくなったことで、裏(へ抜ける動き)がなくなった」と振り返った。

 試合後、岩淵は「自分で(負傷)しました。大丈夫です」と明るい表情を見せた。その後は病院に向かったが、大事には至っていない様子。視察に訪れた日本代表の佐々木監督も「(12日からの代表合宿には)来られると思う」と話した。

 「今季の中で一番くらいの出来」(野田監督)だっただけに歯がゆい思いはいっそう強い。敗戦はピッチの外から目に焼き付けた。涙の数だけ強くなれると信じ前を向く。

(2012年6月11日)

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