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INAC神戸・川澄、決勝PKで五輪へ弾み

 試合後、サポーターから贈られた日の丸をまとい、笑顔を見せるINAC神戸・川澄(撮影・吉澤敬太)
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 試合後、サポーターから贈られた日の丸をまとい、笑顔を見せるINAC神戸・川澄(撮影・吉澤敬太)

 「なでしこL、日テレ0‐1INAC神戸」(10日、国立)

 INAC神戸は、東京・国立競技場で日テレと今季最多の1万6663人の前で戦い、FW川澄奈穂美(26)が決勝PKを決め、首位決戦を制した。日本代表の川澄は、ゴールを手土産にチームメートの沢らとともに代表合宿に参加する。岡山湯郷はAS狭山を1‐0で退け3位。浦和は福岡ANと1‐1で引き分けた。千葉は新潟に1‐0で、伊賀は大阪高槻に2‐0で勝った。

 ゴール欠乏症に悩んだ昨季得点王が、ロンドンへ弾みをつける一発で眼下の敵を撃破した。

 スコアレスの後半15分。ペナルティーエリア内で突破をはかったFW川澄がDF有吉のファウルを誘い、PKをゲット。これをゴール左隅へたたきこみ、均衡を破った。「PKはあまり緊張しなかった。決める決めないでは、大きいと思いながら、リラックスして蹴ることができた」。

 前節の浦和戦で6戦ぶりにゴールを決めトンネルを脱出し、国立で日テレとの無敗対決を迎えた。対峙(たいじ)するDFは日体大の2年後輩で日本代表の有吉。「やりにくさはあった」と認めながら「18試合のうちの1試合」と平常心で右足を振り抜き、2戦連続ゴールで決勝点をもたらした。

 試合前後にチーム全員で背番号14のTシャツを着用。左膝手術で入院中のFW京川舞に勝利を届けた。「負ければ順位は入れ替わる。勝てばしっかり突き放せるチャンスだと分かっていた」。今後は五輪期間として一時リーグは中断。息を吹き返した川澄は、代表合宿で最終調整を行い、五輪モードに切り替えていく。

(2012年6月11日)

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