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初招集FW大滝、逆転五輪へアピール弾

 大学生との試合形式の練習でゴールを決める大滝(左)=撮影・出月俊成
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 大学生との試合形式の練習でゴールを決める大滝(左)=撮影・出月俊成

 「スウェーデン招待、日本‐米国」(18日、ハルムスタッド)

 スウェーデン遠征(15〜22日)に臨むサッカー女子日本代表は13日、千葉県内で午前、午後の2部練習を行った。男子大学生を相手にした試合形式の練習では、初招集のFW大滝麻未(22)=リヨン=がゴールを決めるなど猛アピール。佐々木則夫監督(54)も成長を認める長身ストライカーは、逆転での五輪本大会メンバー入りを目指す。

 未完の大器が、潜在能力の片りんを見せた。ゴール前中央でMF上尾野辺がボールを持つと、相手DFの背後をとる動きでパスを引き出して、1トラップから右足シュート。初招集の大滝が存在感を放った。

 佐々木監督が「攻撃の練習にもなるように」と相手のフィールドプレーヤーを2人減らした直後とはいえ、身体能力で劣る男子大学生を相手に一発。それでも自身は「まだまだ足りないところも多いし、(周囲から)信頼されるプレーヤーにはなってない。もっとアピールしないと」と、厳しく自己採点した。

 今メンバー最長身となる172センチの大型ストライカーについて、指揮官は「細かいところの注文をつけるとキリがない」としながらも「パンチ力もあるし身体能力を生かした強さもある。馬力もありそうな走り方をしていた。リヨンでの成長という意味では期待は裏切っていない」。他のFW陣にない強みを持つだけに、遠征中の活躍次第では本大会メンバー入りへの視界も開ける。

 ロンドンは、友との約束の場所でもある。所属先のリヨンの同僚で、スウェーデン代表のエースFWシェリンと「(五輪で)試合ができたら」と語り合った舞台。「今はまだぼやぼやしているけど、しっかりとイメージをしないといけないですね」。つかんだチャンスは逃さない。

(2012年6月14日)

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