本田ミランでの苦境明かす 摩擦認めた
「国際親善試合、日本4-2ニュージーランド」(5日、国立)
MF本田圭佑がACミランでの苦境を自虐的に表現した。「僕はベテランから煙たがられるタイプ。そこを替えたら僕じゃない。このスタイルでなじむのを楽しんでいる」と、周囲との摩擦があることを暗に認めた。
インテル・ミラノでキャプテンマークを巻いた長友と比較して、「僕とはスタイルが違う。懐に入るのがうまい。ベテランからかわいがられるタイプ」と分析。ライバルチームでの活躍も「佑都じゃなきゃ、ほめるんですけどね」と、独特な言い回しで褒めたたえた。
4年前のW杯南ア大会は本大会直前に主力の座を勝ち取った。「皆さんご存じと思うけど、代表で一番時間がかかったのは僕。そういうもの(困難)を蹴散らして結果を出すのが僕」と、強気に振る舞った。