ロッテ ペーニャは残留へ 井口新体制で新外国人獲得にも着手
ロッテ・山室晋也球団社長(57)は9日、ウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)を残留させる方針であることを明らかにした。
この日、ZOZOマリンスタジアムの本拠地最終戦を前に、「ウチの打線の中では必要と思っている」と語ったもので、来季もロッテでプレーすることが濃厚だ。
ロッテは来季から現役を引退した井口資仁内野手(42)が指揮を執ることが確実視されている。
水面下ではフロントと井口の間で戦力補強策が話し合われている模様で、すでに新外国人獲得にも着手している。
山室社長はジミー・パラデス内野手(28)については、「いろいろ修正しなければならないが、もうちょっと見てみたい」と新外国人獲得の動向をにらみながら残留の是非を決める方針を匂わせた。
ペーニャは6月初旬に途中入団。8日現在、69試合で打率・242、15本塁打、38打点の成績を残している。パラデスは88試合で打率・214、9本塁打、22打点の成績。
ジェイソン・スタンリッジ投手(38)と左腕、チェン・グァンユウ投手(26)も残留の見込みとなっている。
マット・ダフィー内野手(28)、ロエル・サントス外野手(30)とは来季の契約を結ばない方向だ。
山室社長は、「(今季は)歴史的な大敗だった。応援してくれるファンのために応えるのがわれわれの使命だと思う。新監督のもとに団結して。基礎を作っていきたい」と来季の巻き返しを誓っていた。
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