楽天・ウィーラーが3安打2打点の大暴れ「プレーオフは自分の仕事をすれば勝てる」
「パCSファーストS・第3戦、西武2-5楽天」(16日、メットライフドーム)
「6番・三塁」で先発した楽天・ウィーラーが、CSファイナルS出場が懸かった大事な試合で1本塁打を含む3安打2打点と大爆発した。
初回に2死満塁から遊撃内野安打で先制点を挙げると、四回には足で魅せた。中前打で出塁すると犠打バントで二進。ここで西武の野上の暴投で一気にホームを陥れ、貴重な追加点を奪った。
1点差で迎えた八回には2死走者なしで、西武の5番手・シュリッターから打った瞬間それと分かる今CS1号となるソロ本塁打を左翼席中段へと放ち、ガッポーズで3点目のホームを踏んだ。
ヒーローインタビューを受けたウィーラーは、「非常に興奮しています。この3試合はとてもいい試合だったと思う」とCSファーストSを振り返り、八回の本塁打については「非常にいい打席だった。打てるボールあれば、積極的に打っていこうと思った。寒かったので手の感触はなかったが本塁打になって良かった」と白い歯を見せた。
18日からはリーグ1位のソフトバンクとのCSファイナルSが敵地ヤフオクドームで始まる。
レギュラーシーズンでは142試合で打率・271、31本塁打、82打点の頼れる助っ人は、「プレーオフというのは数字は関係ない。それぞれが自分の仕事をすれば勝てると思う。自分もしっかりと自分の仕事したい」とキッパリ。
スタンドのファンには「福岡に足を運んでいただいて、熱い熱い応援をよろしくお願いします」とアピールし、2013年以来の日本シリーズ出場を誓っていた。