バット真っ二つ!ソフトバンク・甲斐野が衝撃“デビュー”
「練習試合、ソフトバンク3-8西武」(27日、生目の杜運動公園アイビースタジアム)
プロ初の対外試合で自慢の剛腕がうなった。ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野央投手(22)=東洋大=が27日、西武との練習試合で九回に登板。最速155キロをマークして3人で締め「緊張したけど、マウンドに上がったらやってやるんだという気持ちで投げた」と度胸の良さを示した。
先頭の山田に150キロ超えの速球を続けて追い込み、最後はフォークで3球三振。続く中田は詰まらせて三ゴロ。前の打席まで4安打の木村には、内角に153キロを投げ込み、バットを真っ二つに折って三ゴロに仕留めた。倉野投手コーチが「衝撃的だった」と漏らす圧巻の出来だった。
中継ぎ陣は加治屋ら調整が遅れる選手が目立ち、例年以上に混戦模様。東洋大の同期であるDeNA・上茶谷の存在に刺激を受けているといい「負けたくない」ときっぱり。「僕も満足しているわけではない」と強い向上心を保ち、先を見据えた。
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