中日・根尾 三塁打2本!スイング手応えも「まだまだ」
「練習試合、中日8-13広島」(16日、北谷球場)
中日・根尾昂内野手(19)が、広島戦で2打席連続の三塁打を放った。ドラフト1位ルーキー・石川(東邦)の評判が上昇する中、ドラ1の先輩は2年目の飛躍に向けて好感触を得た。
「振らないと相手も怖がらない。しっかり振ることが自分のスタイルなので」。言い切る根尾の表情に確かな自信がのぞく。六回無死から九里のフォークを右手一本ですくい上げると、打球は右越えの三塁打。さらに八回1死一塁ではケムナの直球を捉え、今度は左越えの適時三塁打を放った。
本人は「風を頭に入れて打てたので良かったですね」と冷静に振り返り、与田監督は「1本目はうまく拾った。良い形だった。2本目は逆方向にしっかり押し込めた強い打球だった」と目を細める。
「まだまだ納得していません」と言うが、対外試合で5試合連続安打をマークしている背番号7。守備ではミスがあったものの、最大の武器・フルスイングを研ぎ澄まし、定位置争いへ切り込んでいく。
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