“優勝ローテ”で26年ぶり本拠地V決める! 野村、中村祐、ジョンソン

 12日から本拠地でDeNAを迎え撃つ広島は11日、マツダスタジアムで投手指名練習を行った。初戦は野村祐輔投手(28)が先陣を切り、2戦目は中村祐太投手(22)、3戦目はクリス・ジョンソン投手(32)が先発する。37年ぶりリーグ連覇への優勝マジックは「5」。91年以来、26年ぶりの本拠地胴上げへ、破竹の12連勝で歓喜の瞬間を迎える。

 秋風漂う広島の街に、37年ぶりの歓喜が刻一刻と迫る。本拠地のマツダスタジアムで感動の瞬間を迎えたい。12日からはDeNAと3連戦。14日の最短Vを目指して、まずは大黒柱の野村が初戦のマウンドに上がる。

 「しっかり自分の投球をするだけです。できればマツダで決めたいという気持ちはある。まずは一戦一戦、勝っていきたいです」

 プロ入り初の2年連続2桁勝利がかかる大一番だが、個人記録よりチームの勝利が最優先。リーグ連覇に貢献したいという気持ちを前面に押し出した。

 チームは9月に入り、負けなしの9連勝と勢いに乗る。そのうち2試合が劇的なサヨナラ勝利、6試合が逆転勝ちだ。野村は「最少失点で抑えていければ、野手が逆転してくれると思う。相手にビッグイニングを作らせないようにしていきたい」と気持ちを引き締めた。10連勝を飾り、後輩にバトンを渡す。

 2戦目を託されたのはプロ4年目の中村祐だ。前回6日・阪神戦(マツダ)は自己最長タイの7回を2失点と好投。登板を重ねるごとに成長した姿を見せている。

 苦い記憶を糧にして、先発ローテに生き残った。昨季優勝の試合は大野寮の部屋で1人テレビ観戦。「うれしい気持ちよりも、悔しさの方が大きかった。来年こそは、この輪に入ろうと思いました」。昨年味わった無念を晴らすチャンスだ。

 3連戦のトリを務めるジョンソンは、いつもと変わらずノーコメントを貫いた。キャッチボール、ランニング、ブルペン投球で調整。畝投手コーチは「前回はコントロールを意識し過ぎていた。テンポよく打たせて取るのが一番」と、本来の投球スタイルへの原点回帰を促した。

 25年ぶりのリーグ優勝となった昨年は、9月10日に東京ドームで成し遂げた。本拠地でリーグ連覇を飾れば、ビールかけはマツダスタジアムの敷地内で行われる。今年こそ歓喜の瞬間は広島で-。3投手による12連勝締めで、地元を熱狂と興奮に導く。

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