【高校野球特集9】広陵・中村はプロで通用するのか?コメントまとめ
清原が持っていた夏の甲子園本塁打記録を32年ぶりに塗り替えた広陵・中村。中村はそんなにすごいのか、プロで通用するのか。決勝までのプロ野球関係者らのコメントをまとめた。
公開日:2017.8.23
「全国高校野球選手権・2回戦、広陵6-1秀岳館」(17日、甲子園球場)
広陵・中村、聖地3号3ラン 打てる捕手だ9の7!スカウト「アマでトップ」
スカウトの評価はさらなる上昇曲線を描く。オリックス・柳川スカウトは「モノは間違いない。捕手だけでなく、遊撃手もできる。アマの中ではトップ。12の枠(1位指名)の中に入っているでしょう」と熱視線。
広島・苑田スカウト統括部長「日本一の三塁手にもなれる」
広島は19日、マツダスタジアムでスカウト会議を開き、ドラフト会議へ向けて高校生のリストを30人に絞り込んだ。中村(広島・広陵高)と清宮(東京・早実高)が1位指名の候補に挙がった。中村は地元の選手とあって、苑田スカウト統括部長は「捕手でも日本一になれるけど、日本一の三塁手にもなれる。左にも右にも打てる」と絶賛。松田オーナーも「捕手だけでなく他のところも守れて、能力が高い」と高い評価。
広陵・中村と早実・清宮1位候補 広島がスカウト会議
日本ハム・大渕スカウト部長「三拍子そろった捕手はそういない」
日本ハムは21日、札幌市内でスカウト会議を行い、今秋のドラフト会議に向け約90人をリストアップした。以前から徹底マークしてきた早実・清宮に加え、広陵・中村奨成(しょうせい)捕手(3年)が1位指名候補に急浮上した。中村について大渕スカウト部長は「三拍子そろった捕手はそういない。素材は評価していたが、結果を出すという意味では、これからかなと思っていた。それが、ああいう舞台で出すというのはすごいこと」と話し、評価を大きく上げた。
日本ハム ドラ1候補に広陵・中村が急浮上
ロッテ幹部「走攻守の三拍子がそろった評価の高い選手」
ロッテが21日、広陵・中村奨成捕手(3年)を、今秋ドラフトの1位候補としてリストアップした。球団幹部は「走攻守の三拍子がそろった評価の高い選手。当然、ドラフト指名候補になる」と高評価。すでに1位候補に挙げている早実・清宮が進学を選択すれば、長打力のある強肩、俊足の大型捕手の指名に踏み切る可能性は十分だ。
ロッテ ドラ1位候補 広陵・中村 リストアップ