カープ連覇!独断で選ぶ〝今年はこの10試合!〟
今年も圧倒的強さで連覇を果たしたカープ。劇的なサヨナラ勝ち、10連勝、九回5点差大逆転など印象に残る10試合を独断で選んでみた。
公開日:2017.9.18
「巨人2-3広島」(28日、東京ドーム)
鯉奪首!42年ぶりG7連倒 “切り札”西川龍馬が決めたぜよ
切り札が決めた。2-2の延長十回、広島・西川龍馬内野手(22)が代打で勝ち越しの左越え適時二塁打を放ち、チームを5日以来の首位に導いた。巨人戦7連勝は初優勝した1975年以来42年ぶり。この勝利で開幕から2カ月連続の月間勝ち越しを決め、貯金は今季最多の10となった。西川「コンパクトに自分らしい打撃をしようと思っていた。外野が前に来ていたので捕られるかと思ったけど、抜けてよかったです」
【6月3日・ロッテ戦】バティスタ来日初打席代打逆転弾
「交流戦、広島6-5ロッテ」(3日、マツダスタジアム)
衝撃の赤い新怪物デビュー バティスタ、来日初打席代打で逆転弾
広島のサビエル・バティスタ内野手(25)が衝撃デビューを飾った。1点を追う六回無死二塁、代打逆転2ラン。支配下選手登録されたその日に、自慢のパワーを見せつけ、チームの連敗を止めた。外国人選手が代打での初打席に本塁打を放つのは史上初の快挙。鯉に新たな怪物が生まれた。バティスタ「パワーには自信があるので、コンパクトにスイングすることだけ心がけました。逆転につながるホームランになったので、最高の結果になりました!」
【6月14日・オリックス戦】5点差追いつかれても!誠也延長十二回サヨナラ弾!
「交流戦、広島7-6オリックス」(14日、マツダスタジアム)
誠也サヨナラ弾!2017年も神った 今年もオリックス戦、広島交流戦単独首位
最後の最後に「神った」。広島・鈴木誠也外野手(22)が同点の延長十二回にサヨナラの15号ソロ。今季3度目の1試合2本塁打で勝負を決めた。昨年のオリックス戦では3試合連続決勝本塁打を放ち、「神ってる」を流行させた相性のいいカード。今年も勝負強さは健在だ。誠也「最高でーす!!」「信じられない」。