プロ野球選手を襲った突然の病気…

 阪神の原口選手が大腸がんで手術を受けた。現役プロ野球選手を突然の病が襲ったことは過去にもある。それでも不屈の精神で、手術や懸命のリハビリをへて復活をはたした選手をまとめた。

公開日:2019.1.24

オリックス安達、大腸炎で入院 昨季は139試合出場

 オリックスは1月23日、安達了一内野手(28)が潰瘍性大腸炎のため、兵庫県西宮市内の病院に入院したと発表した。数日前から体調不良を訴えていた。約2週間の入院を要する見込み。宮崎キャンプの参加を含め、今後については状態をみて判断する。

オリックス安達、大腸炎で入院 昨季は139試合出場

 最下位に低迷するオリックスが、浮上の起爆剤として安達了一内野手(28)を16年4月12日から1軍に合流させることが11日、明らかになった。

オリ安達、12日1軍合流即先発へ

 オリックス・安達了一内野手が18年12月27日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉を行い2600万円アップの9000万円でサイン。変動制の3年契約を結んだことを明かした。「病気(潰瘍性大腸炎)もありましたし複数年契約の提案はありがたかった。オリックスで優勝を目指して頑張りたい」

オリックス・安達了一が変動制の3年契約結ぶ「複数年の提案ありがたかった」

【ロッテ・南投手】18年に黄色じん帯骨化症

ロッテ・南 難病・黄色靱帯骨化症で手術「マウンドに戻って来られるように」

 ロッテは8月18日、南昌輝投手(29)が黄色靱帯(じんたい)骨化症と診断されて、17日に千葉県・習志野市内の病院で手術を受けたと発表した。黄色靱帯(じんたい)骨化症は難病指定されており、脊髄(神経)の後ろにある黄色靱帯が骨になって大きくなり神経を圧迫。主に足の麻痺を起こすとされる。

ロッテ・南 難病・黄色靱帯骨化症で手術「マウンドに戻って来られるように」

 ロッテ・南昌輝投手(29)は12月21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、600万増の4000万円でサインした。厳しいリハビリを経て、現在は捕手を座らせて投球練習ができるまでに回復した。

ロッテ南、黄色じん帯骨化症で手術も600万増「前半戦の働きを評価してくれた」

 病気になり、「考え方が変わった。普通にできることはありがたい」と話し、同じ病気の人々に「元気な姿を見せたいなと思う」と完全復活を目指す。

ロッテ南、黄色じん帯骨化症で手術も600万増「前半戦の働きを評価してくれた」

【元ロッテ・大隣投手】13年に黄色じん帯骨化症を発症

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