「ＷＢＣ決勝、日本代表３－２アメリカ代表」（２１日、マイアミ）
　大谷翔平投手、ラーズ・ヌートバー外野手、ダルビッシュ有投手、吉田正尚外野手らメジャーリーガーで、鈴木誠也外野手のユニホームと記念撮影を行った。

　表彰式が始まる直前、吉田正が鈴木誠也のユニホームを持ってマウンド付近で記念撮影。栗林のユニホームも持ち込まれ、投手陣全員で写真に納まった。

　最後は大勢が背番号２０のユニホームを持って金メダルを受け取り、記念撮影では村上が鈴木誠也のユニホームに金メダルをかけていた。

　腰の張りでＷＢＣ日本代表を離脱した広島・栗林良吏投手（２６）が２２日、マツダスタジアムでの残留練習後「たっちゃん」Ｔシャツを着て取材に応じ、侍ジャパンの世界一を祝福。２６年開催予定の次回大会出場へ意欲を示した。

　「すごくうれしい気持ち。本当だったらあそこにいたいという気持ちもありますけど、世界一になれたことはすごいうれしい」

　大谷が米国で九回のマウンドに上がったとき、偶然にも自身は本拠地のマウンドで投球練習していた。
　「モチベーションを上げ、きょうのブルペンに入ろうと思った。自分が（ＷＢＣ決勝の）九回のマウンドにいると思って練習しました」

　「本当はあの場にいたい思いが強い。次回大会は選ばれ、最後まで入れるように自分なりに努力していきたい」。守護神は悔しさを新たな力に変えて今シーズンに向かう。