仕事紹介
コンテンツ局
デイリースポーツコンテンツ局は、新聞製作とデジタル発信の両拠点を置く神戸本社の報道部(運動担当、芸能担当、デジタル担当・映像担当、新サイト担当)、編集部と、東京本部の東京報道部(運動担当、芸能担当、デジタル・映像担当)で構成されています。
運動担当
東西の運動担当は野球担当と、それ以外のスポーツ全般を専門とする一般スポーツ担当に分かれています。
野球担当は国内外のプロ野球、アマ野球を取材。大リーグ取材については米国駐在スタッフを配置し、対応しています。
一般スポーツ担当はサッカー、ゴルフ、ラグビー、相撲、格闘技や五輪競技など取材範囲が多方面に及ぶため、幅広い適応力と知識が求められます。
取材現場に指示を出すデスク業務については、神戸本社にある編集部門との連携を重視して、野球・一般スポーツとも神戸に一元化しています。
芸能担当
芸能セクションは芸能界のニュース、出来事やタレントの動向を紙面化し、必要に応じてデジタル情報として利用しています。芸能ニュースはスポーツ紙コンテンツということもあり、情報産業としての価値は非常に高いものがあります。
特にデジタル媒体との親和性が高いことから、最近ではデジタル担当との融合を進め、より効果的な情報集約・出稿配信の方策を日々探り続けています。
デスク業務については首都圏での取材が圧倒的に多いことから、東京に作業拠点を置いています。
レジャーセクションは釣り、旅などを担当。長く愛される嗜好の世界をカバーしています。
デジタル・映像担当
デジタル担当は、「デイリースポーツオンライン」(WEBサイト)や、「阪神Vデイリー」をはじめとする有料携帯サイトの運営のほか、ポータルサイト「ヤフー!ジャパン」など他社媒体へのニュース配信業務を主に行っています。
各部の取材記者から出稿された記事を送信する速報デスクは、東西に配置して朝から深夜にわたる作業を担当しています。
映像担当(フォトグラファー)の取材活動域はスポーツ全般、芸能、競馬を中心としたレースなど極めて広く、豊富な知識と瞬発力が要求されます。また、気象条件の影響を受けやすい屋外での業務も多く、体力が必要とされるポジションでもあります。
デジタル媒体にとっては、映像は必要不可欠なものです。フォトグラファーは広範囲の取材、そしてスピード感ある出稿が求められます。
動画のデジタル担当と映像担当が、一体となったセクションで、より密接に連携して取材に当たっています。
編集部
デイリースポーツでは発行するすべての紙面を神戸で製作し、各印刷拠点に電送するというシステムをとっています。編集部は原稿と写真を素材に読者の共感を呼ぶ見出しをつけ、ニュース価値を判断した上で紙面レイアウトを行っています。また、電子新聞の発行や他社配信業務にも取り組むなど、デジタル媒体の拡充にともない、その守備範囲も広がっています。
編集記者に求められるのは直感的センス、的確な判断力、そのもととなる豊富で正確な知識、また刻々と進化する機器操作に対する理解力などです。取材出稿部門と印刷、発送までの工程をつなぐ重要なジョイント部分に位置していることもあり、新聞製作の中枢を担っていると言えます。
ビジネス局
新聞の販売と、広告、事業を担当する部署です。収益部門が一体となり、様々なチャレンジをしています。
販売部門
販売担当は、新聞社の収入部門として、紙媒体の「デイリースポーツ」と「競馬新聞馬サブロー」(関東地区のみ)の販売促進活動をしています。当然ながら、いかに数多く売り、収入を伸ばすかが重要な仕事です。新聞社は、メーカーの立場として、新聞販売店や駅売りなどの即売業者を経由して読者(消費者)に販売する流通システムを採っています。デイリースポーツは読者に直接販売する全国紙や有力地方紙の販売店、駅売店やコンビニに納入する即売業者を取引先とし、売上部数を伸長するための企画や宣伝PRを立案し、推進しています。
またコンビニのマルチコピー機で新聞紙面を印刷する「コンビニプリント」にも力を入れています。
新聞内容による販売状況の把握と編集部門へのフィードバックも大きな役割です。販売注文部数の増減管理や請求書発行、入金処理、各種資料作成など事務系の内勤業務も担っています。
広告部門
日々の戦いは、一般紙や他のスポーツ紙との勝負です。クライアントへの目新しい提案、販促につながる提案を投げ、クライアントの宣伝予算を少しでも多くデイリースポーツへ割いてもらいます。
提案が実り、クライアントに喜ばれたときの達成感は何事にも代えがたいものがあります。
そして、タイムリーな提案のためには、常に近未来の社会の動きを追いかけなければなりません。
夏冬のオリンピック、野球のワールドベースボールクラシック、阪神タイガースの優勝、新しく封切られる映画、大相撲、ゴルフの新製品の発売…。“ネタ”はそこら中に転がっています。そのネタをもとに、いかにデイリースポーツの新聞広告に具体化するかが、私たちの仕事です。
事業部門
ゴルフ大会、将棋大会、釣り大会、少年野球、フォトコンテスト。スポーツや趣味、レジャーとされるイベントを主催や後援するのが私たちの事業になります。事前の準備をぬかりなくこなし、成功した事業は、誰かに自慢したくなるほどです。時代が求めるイベントを仕込むこと、そしてその事業を通じてデイリースポーツのファン拡大につなげることが任務です。