萩野日本新でV2「記録貪欲に狙った」
「水泳日本選手権・第2日」(6日、横浜国際プール)
競泳男子200メートル個人メドレーは、8月のパンパシフィック選手権優勝の萩野公介(東洋大)が1分55秒33の日本新記録で2連覇した。4月の日本選手権でマークした自身の記録を0秒05更新した。瀬戸大也(早大)が1分57秒08で2位に入った。
萩野が課題にしていた前半でイメージ通りに泳ぎ、日本新記録で圧勝。同学年の瀬戸を寄せ付けず「記録を貪欲に狙っていこうと思っていた」と満足感を漂わせた。苦手意識のあった最初のバタフライで、ロクテ(米国)が1分54秒00の世界記録を出した際と同じ24秒89とハイペースで入れたのが最大の収穫。約2週間後に開幕する仁川アジア大会へ弾みをつけた。