日本バスケ協会の理事が総辞職へ
国際バスケットボール連盟(FIBA)から加盟資格を停止された日本協会は3日、東京都内で臨時理事会を開き、丸尾充会長代行以下、出席した全理事が辞任する方針を決めた。欠席した理事の意思は後日確認するが、日本代表が国際試合出場を禁じられる異常事態を招いた責任を取り、組織の体制が一新されることになった。
記者会見した丸尾会長代行は「この事態を重く受け止めている。理事全員に間違いなく責任がある」と説明した。辞任する時期については「新しい道筋ができるまでは職務をきっちりやるべきだ」と語り、協会の立て直しを指導するFIBAのタスクフォース(特別チーム)が発足した後になるとの見通しを示した。協会は、特別チームを立ち上げるためにFIBAの代表者が来日するのは今月中旬になると見込んでいる。