錦織エースの意地星!日本1勝1敗に
「男子テニス国別対抗戦・デ杯ワールドグループ」(6日、バンクーバー)
1回戦・日本-カナダのシングルス2試合が行われ、日本はエースの錦織圭(25)=日清食品=の勝利で1勝1敗とした。日本は第1試合で世界ランキング85位の伊藤竜馬(26)=北日本物産=が世界6位のミロシュ・ラオニッチに敗れたが、第2試合で世界4位の錦織が世界62位のバセク・ポシュピシルを3-0で退けた。第2日の7日はダブルス1試合が行われ、最終日の8日は初日のシングルスの対戦相手が入れ替わる。先に3勝したチームが準々決勝に進む。
鳴り物の応援が響き、集中力を高めるのが難しいアウェーの戦いで、錦織がエースの役割を果たした。大事なポイントを取り切って最後はサービスエースで勝利を収めると「チャンスは多くはなかったが、集中して戦うことを心掛けた。3セットで勝てたのは大きい」と喜んだ。
一つ年下の24歳のポシュピシルの攻撃的なプレーを受け止めた。第1セットは第7ゲームでブレークに成功。第2セットはタイブレークの6-5の場面で前に出てきたところを足元にリターンを決めて押し切った。ブレークを許したのは第3セットの1度だけ。リスクを冒して攻めた相手のサーブやショットを世界4位の実力ではね返した。
第1試合では伊藤がカナダのエース、ラオニッチに19本のサービスエースを奪われて敗戦。日本は出ばなをくじかれた。その嫌なムードを大黒柱が振り払い、初日を五分の星で終えた。背中に「JAPAN」の文字を背負い、躍動した錦織は「この感覚を忘れずにやりたい」と残る試合での活躍を誓った。
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